第３次阿波市農業振興計画の策定について

　阿波市では、基幹産業である農業の持続的発展に向けて、本市農業の目指すべき姿とその実現方策を示すため、平成23年3月に「第１次阿波市農業振興計画」を、平成30年3月に「第２次阿波市農業振興計画」を策定し、様々な農業施策を進めてきました。
　一方、農業を取り巻く状況は、担い手の減少・高齢化に加え、農産物価格の低迷や生産資材の高騰といった新たな課題、地球環境や持続可能な社会への関心の高まりなど、大きな転換期を迎えています。
　こうした社会情勢の変化や課題に柔軟に対応しつつ、地域特性を生かした農業振興を今後も効果的に展開するため、新たな「第３次阿波市農業振興計画」を策定しました。

　本計画では、市民一人ひとりが地域農業を支える一員であるとの認識に立ち、農業者の皆様や関係機関の皆様とともに諸施策の展開を図ってまいります。

 

１.計画期間

 

　令和5年度～令和9年度（5年間）

 

２.阿波市農業の将来像

　

　本計画では、生産性や販売力を高める「産地づくり」、それを生み出す「人づくり」、農業との関わりを深め、広域的に支える「地域づくり」を通じて、魅力と活力に満ちた農業を創造することにより、まちに活気と希望をもたらし、次世代へとつながる豊かな農村を築き上げることを目指し、本市農業の将来像を以下のように定めます。

 

　“魅力と活力で次世代につなぐ阿波市農業”

 

３.農業振興の基本方針

　

　本市農業の将来像を実現するため、以下の５つの基本方針を農業振興の柱とし、施策の展開を図ります。

 

　基本方針

　１．地域特性を生かした「阿波市ブランド」の展開

　２．農地の保全と利用促進

　３．農業と環境の共生

　４．多様な担い手の育成・確保

　５．交流と協働の促進

 

　第３次阿波市農業振興計画はこちら[PDF：5.1MB]