公開日 2019年02月12日
阿波市第1次公共施設ESCO事業最優秀提案者を選定しました
平成30年12月10日から募集していました阿波市第1次公共施設ESCO事業について、提案募集要項により
提案内容を公正に評価し総合的な審査を行った結果、下記の業者を最優秀提案者と選定しました。
記
最優秀提案者
株式会社 四電工
審査方法
阿波市ESCO事業者選考会による書類及びプレゼンテーション審査
提案施設
・阿波図書館
・土成歴史館
・土成中央認定こども園
・土成緑の丘スポーツ公園
・吉野笠井図書館
選定理由
公募条件を大きく上回る省エネルギー効果の提案があり、
①高効率空調機器(エアコン)
②LED照明設備
③BEMS(集中管理システム)
④高効率変圧器(キュービクル)
⑤高効率ヒートポンプ給湯器
⑥高効率ヒートポンプ床暖房
などの機器を更新をすることで、高い省エネ率を実現するとともに、CO2削減率の高いもので、本市にとって非常に有益なご提案でした。
削減効果
○二酸化炭素削減量 : 123.7t-CO2/年
○二酸化炭素削減率 : 41.9%
○年間削減予定額 : 7,609,209円/年
○削減保証総額(15年間) : 37,204,938円
今後は詳細診断を行い、「阿波市第1次公共施設ESCO事業」の実施に活用予定である、「地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業補助金」の採択に向けて、補助金申請書等の作成を進めて参ります。
なお、本事業は解除条件付きの事業であり、議会の同意が得られないこと等により予算化されなかった場合および、活用を予定していた「地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業補助金」申請が採択されなかった場合には、本件は提案を募集したことに留まり、事業化はされないこととなります。
現場ウォークスルー調査に関する質問に対する回答
次のとおり、質問について回答します。
現場ウォークスルー調査質問・回答内容一覧[PDF:77.8KB]
提案募集要項に関する質問に対する回答
次のとおり、質問について回答します。
阿波市第1次公共施設ESCO事業質問・回答内容一覧[PDF:145KB]
1 募集の趣旨
阿波市(以下「本市」という。)では、「阿波市地球温暖化対策実行計画」において、市民・事業者・行政が一体となって、地球温暖化の防止を図り持続可能な社会を構築していくことに貢献することを目指しています。
本市では、CO2削減の実現に向けた行動の一つとしてESCO(Energy Service Company)事業による施設の省エネルギー化推進に向けた取り組みを進め、省エネルギー対策の普及を図っていきたいと考えています。
そこで本市では、阿波市の公共施設にESCO事業を導入し、民間のノウハウ、経営能力、および技術的能力を活用することによって、省エネルギー化の推進による環境負荷の低減、ならびに光熱水費の効果的な削減を図ることといたします。
本募集の目的は、民間事業者から、優れたノウハウを活かした設計・施工、事業資金計画、運転管理指針および維持管理等に関する一括提案(以下「ESCO提案」という。)を受けるために公募を行い、本市にとって最も優れていると考えられるESCO提案を選定することにあります。
なお、最も優れている提案を行った応募者(以下「優先交渉権者」という。)は、ギャランティード・セイビングス契約(自己資金型)に基づいたESCO事業の締結に向けて協議します。合意に至った場合に契約事業者(以下「事業者」という。)として本市と契約(以下「ESCO契約」という。)を締結し、本事業を実施するものとします。
ただし、本事業は、解除条件付きの募集であり、議会の同意が得られないこと等により予算化されなかった場合、および活用を予定していた「地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業補助金」申請が採択されなかった場合には、本件は提案を募集したことに留まり、事業化はされないこととなります。
また、本提案募集要項の内容は、最終契約の一部となるものとします。
2 事業の名称
阿波市第1次公共施設ESCO事業
3 事業内容
事業者は、本市と結ぶESCO契約に基づき、包括的エネルギーサービス(以下「ESCOサービス」という。)を本市に提供するものとします。
(1)提供するサービス
事業者は、自らが行った提案を基に設計・施工した省エネルギー改修設備等(以下「ESCO設備」という。)を導入し、本市と結ぶESCO契約に基づき、契約期間内において、設備の維持管理、エネルギー等の削減量の保証、省エネルギー量効果を把握するための計測・検証、を含むサービスを提供するものとします。
(2)運転管理・維持管理
事業者は、契約期間内、自らの責任でESCO設備の維持管理を行うものとします。
また、ESCO設備および本市の既存設備等に関する運転管理指針を示し、本市は、善良なる管理者の注意義務をもって、各々の運転管理を行うものとします。
(3)計測・検証
事業者は、適切な計測・検証手法を導入し、省エネルギー効果および本市の利益を保証するものとします。
(4)ESCO設備の取り扱い
事業者は完了検査後、本市にESCO設備等の引き渡しを行うものとします。
(5)その他提案
その他提案は自由とします。
4 事業場所
(1)阿波図書館
(2)土成歴史館
(3)土成中央認定こども園
(4)阿波市役所本庁舎(アエルワ含む)
(5)市場コミュニティセンター
(6)阿波市民球場(ナイター照明)
(7)土成緑の丘スポーツ公園(ナイター照明)
(8)市場福祉センター(阿波市社協本庁)
(9)阿波健康福祉センター(バーベナの里)
(10)吉野コミュニティセンター
(11)吉野笠井図書館
※(1)から(3)の施設に関しては必須とし、(4)以降の施設については、応募者の自由選択とする。
※事業場所に関しては、詳細診断を基に双方話し合いの上、施設を変更する場合がある。
5 業務の範囲
事業者が行う業務の範囲は、次のとおりとします。やむを得ず全ての業務を履行できない場合は、合理的な理由を記載すること。
(1)改修工事等サービス業務
1)省エネルギー改修に関する設計、施工、施工監理およびその関連業務
2)工事に関連する全ての手続き業務およびその関連業務
3)改修工事等サービスの完了検査後の本市へのESCO設備の引渡し業務
4)補助金申請(会計検査対応含む)への協力業務
(2)省エネルギーサービス業務
1)ESCO契約期間内におけるESCO設備の維持管理業務
2)ESCO契約期間内におけるESCO設備および既存設備の運転管理指針作成業務に基づく助言業務
3)ESCO契約期間内における省エネルギー量の計測・検証業務
4)3ヵ年連続で実現する光熱水費削減額が削減保証額以上であることが確認できた場合は、後年度も同様の
効果があるものと推定し、以降の計測・検証業務の必要はないものとします。
5)ESCO契約期間内におけるエネルギー削減量(光熱水費)の保証業務
6 契約期間等
次のスケジュール(予定)で事業を行います。
(1)契約期間は事業者の提案による(ただし、最長10年とする)
(2)優先交渉権者の決定平成31年2月
(3)補助金申請平成31年5月(予定)
(4)予算等の市議会承認平成31年6月(予定)
(5)契約の締結平成31年8月(補助金交付決定後予定)
(6)設計・工事契約締結日から平成32年2月末まで
(7)試運転調整期間工事完了から平成32年3月31日
(8)ESCOサービス(省エネルギー業務)開始期日平成32年4月1日
※平成31年5月以降の新元号は未定のため、5月以降においても仮に平成と表す。
7 配布資料
阿波市第1次公共施設ESCO事業提案募集要項 01 阿波市ESCO事業 提案募集要項[PDF:665KB]
別添1「提出書類様式」 02 阿波市ESCO事業 提出書類様式[DOC:420KB]
別添2「阿波市第1次公共施設ESCO事業予想されるリスクと責任分担」 03 阿波市ESCO事業 リスク責任分担[PDF:604KB]
別添3「阿波市第1次公共施設ESCO事業提案審査要領」 04 阿波市ESCO事業 審査要領[PDF:195KB]
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