有毒植物による食中毒防止の徹底につきまして

公開日 2022年05月17日

有毒植物による食中毒防止の徹底について

 

例年、特に春先から初夏にかけて、有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。令和3年も、スイセン、イヌサフラン、バイケイソウ等の有毒植物の誤食による食中毒事例(事件数15件、患者数20名)が報告されています。

食用と確実に判断できない植物については、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」よう注意してください。


 農産物直売所の管理者等における注意事項

 

 

 1.  農産物直売所の管理者  

  • 農産物を販売する前には、直売所に持ち込まれた野菜や山菜等に、食用不可な植物(観賞用植物や雑草)の混入や有毒植物との取り違えがないことを現品で確認すること(特に確認が必要な野菜や山菜の例:ニラ、ギョウジャニンニク)
  • 食用と確実に判断できない植物については、野菜や山菜等として販売しないこと
  • 都道府県衛生部局や専門家の助力を得つつ、有毒植物に関する知見の収集を行い、農産物直売所の従業員や出荷者に対し、食用の野菜・山菜等と誤認しやすい有毒植物やその混入防止策に関する講習や情報提供を行うこと

  

 2. 農産物直売所に野菜、山菜等を出荷する生産者

  • 食用と確実に判断できない植物については、採取したり、農産物直売所に出荷したりしないこと
  • 野菜や山菜等を出荷する前には、食用不可の植物が混入していないか確認すること
  • 野菜や山菜を栽培する場合には、食用種であることが確実な種苗を用いること
  • 農地やその近辺には、食用植物と誤認しやすい有毒植物を植えないこと(注意が必要な有毒植物の例:スイセン、コルチカム(イヌサフラン) )

 


   ◎ 野菜、山菜を誤って有毒植物が農産物直売所等に出荷・販売され、食中毒が生じた近年の事例

 

【事例1】

発生年月日   令和2年12月27日

発生場所    宮崎県日南市

原因植物    クワズイモ(根茎)

概要      生産者がクワズイモの根茎を長芋と誤って農産物直売所に出荷し、それを購入して喫食した1名に食中毒が発生。

原因      生産者がクワズイモの根茎を長芋と誤認して採取し、農産物直売所に出荷したもの
 

【事例2】

発生年月日   令和元年11月19日

発生場所    千葉県市川市

原因植物    スイセン属植物

概要      野菜販売事業者が、スイセン属植物をニラと誤認して販売し、それを購入して喫食した3名に食中毒が発生

原因      野菜販売事業者が、近隣の雑木林からスイセン属植物をニラと誤って採取し、販売したもの


参考)厚生労働省ホームページ

●有毒植物による食中毒に注意しましょう(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yuudoku/index.html)

●自然毒のリスクプロファイル(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html

 

お問い合わせ

産業経済部 農業振興課
TEL:0883-36-8720