ため池水位測定の実証実験を行っています(阿波町別埜池)

公開日 2024年01月24日

 別埜池におけるため池水位測定実証実験 


 

 別埜池(べっそいけ)は、阿波町井手口・山王地区にある農業用ため池で、貯水量が16万4400トンと、徳島県内で2番目に多い貯水量を持つため池です。台風などの雨天の際には上流からの水の流入も多く、役員が現地に行き、水位を記録し、水の管理を行っています。

 このたび別埜池を管理する阿波東部土地改良区では、ため池にIoTを活用した水位計を設置する実証実験に取り組んでいます。この水位計は水面の高さを衛星測位により測定し、その結果をパソコン等で確認できる仕組みとなっています。このことにより、現場へ行かなくても水位を確認することが可能となり、荒天時における危険な見回り活動を行わなくて良くなることなど、ため池における水位管理がしやすくなることが期待されています。

 また、一定期間水位データを蓄積し確認することにより、雨天に伴う水位変化をより詳細に把握することができるようになり、事前放流など今後の維持管理活動への貢献も期待されています。

 

        測定機器                                         設置状況

 

   機器        設置完了

                                

                       

 

 

 

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