(仮称)阿波スマートICについて

公開日 2024年01月23日

スマートインターチェンジとは

スマートインターチェンジ(スマートIC)は、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設置されるインターチェンジ(IC)であり、通行可能な車両(料金の支払い方法)を、ETCを搭載した車両に限定しているICです。

 

利用車両が限定されているため、簡易な料金所の設置で済み、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。管理人員も最小限となることから建設コスト・管理コストの削減が可能となります。

 

形式としては「SA・PA接続型」と「本線直結型」の2種類があります。

 

(仮称)阿波スマートICの概要

(仮称)阿波スマートICは、徳島自動車道(四国縦貫自動車道)土成IC~脇町IC間に整備中の「本線直結型」スマートICであり、徳島方面からの出口と同方面への入り口に限定されるハーフインターチェンジです。

 

【位置図】

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整備効果

(1)【農業】農業活動を支援
   ・農業生産拠点から大消費地へ向けた高速道路へのアクセス性向上による販路の拡大


(2)【工業】地域経済活動を支援
   ・阿波市西部地域から徳島市内や県外に向けた高速道路へのアクセス性向上による地域産業の活性化


(3)【観光】観光周遊性の向上
   ・市内に点在する観光施設や食・味覚スポットの周遊性向上による地域間交流人口の拡大

 

(4)【救急医療】医療活動の支援
   ・阿波市外の第三次医療施設への輸送時間の短縮

 

(5)【防災】災害発生時の物資輸送活動を支援
   ・広域物資輸送拠点施設「アエルワ」へのアクセス性向上による防災機能向上や、物流輸送活動の効率化

 

(6)【まちづくり】人口の定住・移住促進を支援
   ・阿波市から雇用機会が比較的多い徳島市内へのアクセス性が向上

 

地区協議会の開催状況(第1回)

スマートICを設置するにあたり、阿波市と、国土交通省、徳島県、徳島県公安委員会、西日本高速道路(株)、学識経験者等により地区協議会を設立し、スマートICの設置に向けた検討、調整を行うと共に、IC供用後も定期的にフォローアップを行います。

 

令和元年8月20日(火)に阿波市交流防災拠点施設「アエルワ」 において第1回(仮称)阿波スマートIC地区協議会を開催しました。

これを受け、実施計画書の提出、高速道路連結許可申請を国等へ行いました。

 

連結許可

令和元年9月20日付けで、国土交通大臣より徳島自動車道と阿波市道の連結が許可されました。

これを受け、令和元年10月16日に阿波市役所において『阿波スマートインターチェンジ(仮称)』連結許可書の伝達式が行われました。

 

設計協議確認書の締結

令和3年4月28日に阿波市役所において設計協議確認書の締結を行いました。

(仮称)阿波スマートICの設計に関して地元関係者らと協議を重ね、合意に達した証として、阿波市と、地元対策協議会、徳島県、西日本高速道路(株)の関係4者が確認書に署名しました。

 

起工式を開催

令和4年12月27日に阿波市役所において「(仮称)阿波スマートインターチェンジ起工式」が開催されました。

式典には地区協議会や工事関係者ら約40人が参加し、旧市場町時代からの悲願達成へ向けてICの無事完成を祈念しました。令和5年春頃より本格的な工事が開始されています。

お問い合わせ

建設部 特定事業推進課
TEL:0883-36-8778