公開日 2021年11月08日
徳島県農林水産総合技術支援センター 病害虫防除所より10月下旬の巡回調査の結果、コナジラミ類の発生が過去10年間で最も高くなっていることから、注意報を発令すると発表されました。
栽培現地においては発生状況の把握に努めるとともに、適切な防除指導をお願いします。
〇作物名
トマト・ミニトマト
〇病害虫名
コナジラミ類(主にタバココナジラミ)
〇発生時期
10月下旬~
【防除上の注意事項】
(1)施設内への侵入を防ぐため、開口部は防虫ネット等(目合い0.4㎜以下)で覆い、外部からの侵入を防止する。
(2)高密度になると防除が困難となるため、発生初期から防除を行う。
(3)花粉交配用昆虫等の有用生物を利用している場合は、影響日数に注意して農薬を使用する。
(4)タバココナジラミは黄化葉巻病の原因であるウイルス(TYLCV)や黄化病の原因であるウイルス(ToCV)を媒介する。ウイルス病発病株は見つけ次第抜き取り、ハウス外に持ち出し適切に処分する。
(5)防除等の詳細については、徳島県植物防疫指針を参照するとともに、薬剤の使用にあたっては、必ず農薬ラベル記載事項を遵守する。
圃場における発生状況を早期に確認の上、各JA等に相談し、薬剤防除を行ってください。
トマト・ミニトマトのコナジラミ類に使用できる主な薬剤はこちらです。
お問い合わせ
産業経済部 農業振興課
TEL:0883-36-8720
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